NHKの朝の連ドラ見てる? 木の葉の作る野菜料理は、脳がおいしいゾと命令を出すんじゃなくて、からだが(細胞が)おいしいと言ってるような気がする。惰性で作っている毎日の食卓に渇〜!を入れるべく、ここはほんまもん! 山菜教室開講。講師は、天然山菜の卸問屋『山菜屋どっとこむ』
の遠藤さん。天然の山菜の良さを1人でも多くの方に知って頂くために、HPがオープンして2年。各メディアが注目しているプロサイトです。
では、プロが教える山菜教室開講〜! 山菜への熱い思いが聞けちゃうよ。
■山菜は、体の毒素を排除してくれると言いますが、山菜の効能とは?
▼山菜の効能に関しては専門誌等で良く取り上げられているようですね。科学的視野に立ち、成分から見た効能はたくさんあるようですが、私たちは、それ以外にもっと、人間の体の根本的なところに必要なものが含まれていると考えています。
実際に、山菜を食べ続けたときは、体の調子がとても良いのです。何故だと思いますか? それは自然の中で育った山菜だからです。天然の山菜は、過酷な自然環境の中で山菜自身が「育とう」「子孫を残そう」と思い、地中深くしっかりと根を張り出して、大地のミネラル分を吸い上げているのです。私たちはそれを口にするわけですから、自然のパワーを十分に得ることになりますよね。
■旬が勝負の山菜ですが、春に見逃してはならない山菜たちは?
▼まず最初は、何と言っても「ふきのとう」でしょう。それから「かたくり」「たらの芽」「こごみ」と続き、4月の下旬からは「あいこ」「しどけ」「山うど」といった葉物の山菜が出てきます。5月に入ると「わらび」の本格的な季節に入ります。6月には「青みず」「細竹」「赤みず」と続き、6月上旬まで収穫されます。
■あいこ? しどけ? 山菜初心者には初めての名前です。手軽に食するためのアドバイスを!
▼山菜は油・醤油・くるみ・ゴマ・味噌といったものと相性がいいです。まず、山菜料理初心者の方々には天ぷらをオススメします。天ぷらはほとんどの山菜ができますし、味や香りを和らげてくれます。まずは、「たらの芽」「こごみ」「山ウド」「細竹」あたりの山菜がよいですよ。
次にオススメなのが和え物です。初心者の方はゴマよりも、くるみのほうが食べやすいでしょう。「こごみ」「たらの芽」「あいこ」「青みず」がよいです。
また「あいこ」「青みず」は、お子さんも食べられる山菜です。おひたしにして醤油、マヨネーズなどで食べるとおいしいです。お味噌汁の具にもなりますね。私はパスタに凝ってまして、これらの山菜はパスタにも合いましたよ。
最後においしく山菜を食べるコツとして、下処理がポイントになります。各種山菜の下処理方法を「山菜料理法」にも掲載しています。
参考にしてみてください。
*** ほんまもん!山菜の達人プロフィール *** |
『山菜屋どっとこむ』のアシスタント遠藤さんは、山生まれの山育ち。子どもの頃から自然の移ろいを肌で感じて育つ。山地に昔から伝わる山菜の扱い方。自然と共存するための昔からの知恵を教えてくれる人生の先輩にも多く恵まれ、日々その習得に奮闘中! |
次回は、山菜料理のレシピを伝授していただきます〜。お楽しみに〜!! プレゼントもあるよ!!
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