2001/6/2
【 歯科医に聞いた歯科選び 】

6月4日は、虫歯予防デー。この日から1週間は、歯の衛生週間です。ところで、あなたは虫歯がありますか? 「こんなこと言っていいのかな」「どうなっちゃうのかな?」と、ドキドキしながら、診療をうけたことありませんか? 患者の側って弱い立場よね(トホホ)? 

できれば良い歯科医にかかりたいと思いつつ、いざとなれば、迷ってしまうことも。それではと、歯科選びのポイントを当の歯科医にお聞きしてみると〜。


  ★『こんな歯医者はおやめなさい!』−−−−−−−−★

【 ポイント−1 】
 ■説明なしで、いきなり削る歯科医!
一度削ってしまった歯は、元には戻りません。なぜ削ったり、抜いたりすることが必要なのか、患者さんも納得した上で治療を受けないと、何をやっているのか不安になってしまいますね。もし、先生から説明がない場合でも、患者さんの方から積極的に質問しましょう。

【 ポイント−2 】
 ■予約を入れているのに、いつも、30分以上待たされる!
医院の治療姿勢として、患者さんの側に立って考えるということが、基本的に欠如していると思います。それは、おのずと治療にも現れてくることだと思います(ただ、たまに前の患者さんの治療が長引いてしまい遅れる場合もあります)。

【 ポイント−3 】
 ■「痛い」と言っても、治療が続く!
  痛い時は「痛い」とハッキリ伝えましょう。それでも平気で治療を続ける歯科医は、先の場合と同じように、患者さんの身になっていません。

【 ポイント−4 】
 ■いきなり、高額の治療費を請求された!
自費治療の場合、治療費が高額になる場合もあります。ただ、事前に全く説明がなく、治療後にいきなり請求書を出し「治療したのだから払え」では全く信用できません。治療前に治療計画と見積りが提示され、患者さんが納得の上で、治療開始されることが最低限の治療ルールです。


上記の裏返しで、「良い歯科医」は患者さんに分りやすい十分な説明をし、患者さんが納得してから治療を進めます。また、治療時も患者さんの身になって、二人三脚で治療を進めていることが感じられると思います。

また、そのような先生は単に治療だけでなく、今以上に歯を悪くしないということで、予防にも熱心です。熱心にブラッシング指導を行い、治療後も電話やハガキなどで定期検診を連絡する等のアフターフォローも行なっているばずです。
(星野歯科駒沢クリニック院長・星野 元)

  ●星野歯科駒沢クリニック
    http://www.hoshino-dental.com/
一般歯科をはじめ、審美歯科も得意分野。e-mailによる歯科相談コーナーもある。




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あ、歯科医の方も私たちと同じように考えているんですね。もっと、どんどん相談していいんですね。問題は、コミュニケーション不足ってことでしょうか。インフォームドコンセントがうたわれているこの時代。自分の歯ですもん、納得して治療を受けたいものです。おっと、虫歯になる前の歯の健康管理もお忘れなく!

こんなサイトも
  
●SMILE NET(スマイルネット)
    http://www.e-smilenet.com/index.html   
患者さんと歯医者さんとの架け橋として開設された歯の総合情報サイト。
(ぽむぽむ)